ドラマのひとこまのような一幕


 日曜日は ある会合に 事情で遅れてしまいました。
それでも みなさん 温かく待っていてくださり ほんとうに
ありがたかったです。
おわびに MMMの特製シートをプレゼント
あれは 1枚けっこういい値段なんですよ。
いい紙をつかっているし なんども校正してもらって やっと完成したもの
です。活用してください。

 さて きょうは ホテル・オークラのオーチャードホールで
某大手製薬会社主催のイベントがあり ちょっとだけ顔を出しました。
会場には 外国からいらっしゃった方たちのために全席に 翻訳機が
おいてあります。同時通訳がはいっています。
参加者は 全国から集合した製薬会社の会長や社長のみ
そこで ドラマのひとこまのようなことがありました。


 開演直前に わたしが うろうろしていると
なんか場違いなあやしい奴がきたというので スタッフやガードマンに
取り囲まれて どこの会社ですか 荷物はあずけてください などなど
ことばは えらくバカ丁寧なんだけど いっていることは
おまえ怪しいぞ とっとと帰れモード

ここで 昔のわたしなら 「なにお~ なんだと~」
こんなかんじで トラブルを大きくしていたことでしょう。
いわゆる「責任者出せ~」ってやつですよね。(笑)

今は そのシーンを もうひとりの自分が 上から眺める余裕があります
これは なんかおもしろいなあと思い
いえいえ けっしてあやしいもんではござんせん
今日の 特別ゲストスピーカーの友人です。
よばれたもんで きてみたわけですよ
なんて すったもんだしているところへ 当の大物がにこやかに登場
隣には 松尾校長のダンディな姿もあって おもわず 地獄で仏とはこのことだなあ
なんて思いました。その大物が
「いやあ 伝ちゃん ! きてくれたんだ~ プレッシャーだなあ」
なんて 言いながら握手をかわしたとたんです。

いままで するどい目でわたしを見ていたスタッフたちが 手のひらを
かえしたように 「これは これは失礼しました。さ さ さ どうぞ 
どうぞ・・・・」
と 最高の席に誘導してくれました。

ああ 人間って 見た目で判断されるんだなあ
さらに
人間って 人を見た目で判断するものなんだなあ
この2つを 学びました。


 当の講演は 最高にいい内容で 外人さんたちも 翻訳機を耳にかけながら
うん うん と うなずき しきりにメモをとっていました。

 とっても貴重な経験をした日でした。




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