やりたいことがあっても、二の足を踏んでしまうのは どこかに、恐れや不安があるから。
そして 恐れや不安を乗り越えて行動していくきっかけとして、
怖れや不安という感情を、自分のアイデンティティから切り離して
外在化するのが、パワフルですよ~!
って、前回書きました。
「外在化」っていうのは、自分の感情や問題を 自分から切り離して、
”まな板の上にのせる。”
とたとえることができます。
怖れや不安を”まな板にのせる”、「外在化」。
そのもうひとつの方法は、 「名詞化」です。
「自分はやりたいことがあっても、恐れてしまって、何もできない」 と、思っているとします。
自分は、恐れている という動詞・形容詞的な表現を
「やりたいことが出てきたときに、”恐れ””不安”がやってきます」 という風に、
感情を名詞にして表現します。
感情や問題を名詞化するだけで、 不都合な感情や問題を、
自分から切り離して考えることができるんです。
自分から感情や問題を切り離すことは、
もんのっすご~く重要なことで、 どうしてかっていうと
それが、その不都合な感情に対して、
何らかの対策を練ったり、アクションを取るための きっかけになるからなんです!!
さて、恐れや不安の感情を外在化したあと、効果的な質問がいくつかあります!
たとえば、下の質問を、その”恐れ”や”不安”に対してしてみます。
「その”恐れ”や”不安”は、自分をどういうところへ連れて行こうしているのだろうか?」 です。
それに対する答えは、たとえば・・・
「”恐れ”や”不安”は、ワタシを、いまと変わらない場所に居続けさせようとしていますね。」
とか
「やりたいことを、やれないままで、ずっと過ごさせようとしています。」
とか
「行動に移せないことで、無力感を感じさせようとしています。」 と、なります。
そうすると、次にこういう質問をします。
「ではその連れて行こうとしている場所に行くということに、”あなた”はどう思いますか?」
と、訊きます。
この質問には、
「いやです。」 や
「もうそろそろ、そういうのは飽きました」
と、いう答えが出てくるかもしれませんね。
最後に、こういう質問をします。
「では、”怖れ”や”恐怖”があなたの足を引っ張ろうとする意図が、
比較的、うまくいかなかったときはあったかもしれませんね。
それは、どんなときでしたか?いつもと、どういう違いがあったでしょうか?」
この質問によって、
恐れや恐怖が、自分をストップさせるのがうまくいかないパターンが
見つかってきます。
このパターンをもとにして、では、どうすればよいという、
対策を立てると、
あら不思議!!
なぜだか、うまくいくことが多いんです!!